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11件の議事録が該当しました。

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1972-03-28 第68回国会 参議院 大蔵委員会 第12号

参考人今野源八郎君) ただいまの航空機の燃料税の問題でございますが、私は、航空輸送道路とは似た性格もございますけれども、ひとつ交通学者として見ますと、性格的に同じところもあるし、違うところもある。違うところというのは、やっぱり道路一般御存じのように生活道路——道路なしには地域は構成されない。ところが鉄道だとか、航空は、文明の手段でありますが、いままで、つい最近二十年前まではなかった航空文明

今野源八郎

1972-03-28 第68回国会 参議院 大蔵委員会 第12号

参考人今野源八郎君) 非常に大きな問題がこの法案の背後にあると思いますが、それはただいまお尋ねになりました日本交通政策目標をどこに置くかというようなことだと思います。それから、航空の発展あるいは需要というものが将来どこまで伸びるのかということだろうと思います。  私は、鉄道鉄道としてのメリットがあり、飛行機飛行機としてのメリットがある。これを、ある程度競争的であり、同じような性格もございますけれども

今野源八郎

1972-03-28 第68回国会 参議院 大蔵委員会 第12号

参考人今野源八郎君) 私は結論を申しますと、条件つき賛成ということでございます。この燃料税は、ただいまお二人の参考人からもお話しございましたように、私は空港整備のために必要最小限度財源を組むための一つの課税だと思える、そういう意味では賛成いたします。しかし、この程度の小規模な第二次空港整備五カ年計画程度で空の安全というものを確保して、私ども安心して空の旅行ができるかということになりますと、はなはだ

今野源八郎

1971-05-10 第65回国会 衆議院 大蔵委員会公聴会 第1号

今野公述人 私は交通政策の専攻でございますから、経済学者の一人ではございますが、財政学者がおられますので、財政学者からあるいはもっと適切なお答えがあるかと思いますけれども、私個人的には、法人税からの税収をはかるということは賛成でございます。  もう一つは、税収もさることながら、先ほどもちょっと申し上げましたように、道路の寿命というものはこれは何百年でございますので、やはり土地の税金、つまり道路敷地

今野源八郎

1971-05-10 第65回国会 衆議院 大蔵委員会公聴会 第1号

今野公述人 お答えいたします。  自動車性格あるいは経済的、文化的機能をどう認めるかということ、これは非常に問題があると思います。同じ公述人の中でも清水さんと私は、お聞きのように違っております。自動車ぜいたく品であった、あるいはいわば第二次的な交通機関であるという時代は私は過ぎ去っていると思います。もちろん自動車でもレジャーに使うものがあります。しかし、そのレジャー労働生産性を高めるために使

今野源八郎

1971-05-10 第65回国会 衆議院 大蔵委員会公聴会 第1号

今野公述人 今野源八郎でございます。  新たに自動車重量税法案を提案されるのでありますけれども、本案にはいろいろ重大な、税法上並びに交通政策上の問題が含まれております。したがいまして、私は若干の修正意見を加え、またかなりきびしい条件を付することで、財源上どうしても必要であるというならば、やや消極的ではありますけれども、賛成するというふうな多少複雑な気持ちで参りましたことを正直に申し上げます。  私

今野源八郎

1967-06-30 第55回国会 衆議院 地方行政委員会 第29号

今野参考人 私も感想程度で申しわけございませんけれども、戦後日本公安委員会制度というものが導入されたのでございますけれども、どうも国民の一人として考えますと、組織がもう少し強くなければならないのか、あるいは専門官が少ないのかどうか。もう少し強いといいますか、包括的な組織専門的な知識を持って、公安委員機能といいますか、与えられた権限内での仕事をしていただきたいということを考えると同時に、実際問題

今野源八郎

1967-06-30 第55回国会 衆議院 地方行政委員会 第29号

今野参考人 今野でございます。  今回の道交法の一部改正に関する私の意見を申し述べさせていただきます。私は、希望条件をつけて賛成するものであります。  先ほどからお話を伺っておりますと、大体御賛成の方もあり、反対の方もございますが、ある点では私、日本のいま当面しております非常に重大な交通難を解決するための努力という点では、同じ目的を持っているものだと思います。  法律改正の第一条の点でございますけれども

今野源八郎

1964-03-24 第46回国会 衆議院 建設委員会 第14号

今野参考人 お答え申し上げます。  最初の、国民所得の中で道路費がどのくらいの割合を占めたらいいかという合理的な水準と申しますか、パーセントいかんという御質問でございますけれども、大体四、五%くらいじゃないだろうかというのが、各国で多いほうを見てのお話でございますが、大体わが国の現状程度じゃないかという気がいたしますけれども、しかし、比較いたしますのに、国民所得とだけは比較できない。あるいは国民生産

今野源八郎

1964-03-24 第46回国会 衆議院 建設委員会 第14号

今野参考人 私の意見に対しまして、大蔵省の御専門の方から少し違うのじゃないかという御意見がございました。私の資料が間違っておるかどうかちょっとわからないのでございますけれども、私の調べたところによりますと、アメリカの州の場合に、これは、州道でございますから、国の、連邦政府財政支出に対しまして、それにマッチした資金を出さなければなりませんので、その徴税のためにとられた政策でございますけれども、一九五六年

今野源八郎

1964-03-24 第46回国会 衆議院 建設委員会 第14号

今野参考人 ただいま御紹介いただきました東大今野でございます。  先生方が、熱心にこの道路整備法案を御審議いただきますことに対しまして、国民の一人としまして、心から敬意を表するものであります。同時に、私、日ごろ考えております考え方をここで申し述べる機会を与えられましたことに対しまして、感謝をいたしております。  この法案そのものに対して、結論的に申しますと、私、希望を述べ、あるいは若干の条件を述

今野源八郎

1962-02-16 第40回国会 衆議院 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第5号

今野参考人 御質問の間からうかがわれる御意見に対しまして、ほとんど同意見かと思いますけれども、日本交通政策の一番の悩みというものは、長期も中期も、私たち一億の人間も、安全に、そして能率的に国全体で交通を立てるのだという大計画がはっきりしていないということです。十九世紀以来の鉄道封建時代の参勤交代以来の道路を多少直した、鉄道、港も狭いし、飛行機発達先進諸国におくれているし、船にしても空にしても

今野源八郎

1962-02-16 第40回国会 衆議院 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第5号

今野参考人 外国に比べてもしゆるい点がありますれば、先進国並みにもう少し強化してもいいかもしれません。しかし罰則だけで交通事故をなくそうということは、これは封建時代考え方とも言えると思うのです。結局、私たちどんなに注意しても、東京のように、夜が暗くてネオンばかりきらめいていて、道路はまっ暗だというときには、ヘッドライトの死角で、反対から来るヘッドライトとあっちから来るヘッドライトとの間に入

今野源八郎

1962-02-16 第40回国会 衆議院 地方行政委員会道路交通対策小委員会 第5号

今野参考人 道路交通の安全、そうして自動車交通を能率的に流すために、どういう対策があるかということにつきまして、先生方は御専門で、すでに御研究あそばされ、対策をお持ちでございましょうから、私つけ加えて申し上げることがあるかどうかと思うのでございますが、私、学者として日ごろ考えておりますことを申し上げまして、いささかでも御参考に供すことができれば幸いだと思います。  申し上げるまでもなく、自動車交通

今野源八郎

1960-05-06 第34回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号

今野参考人 大体そうでございますけれども、先ほども申し上げましたように、やはり自動車の普及をはかるということが国のためになるのだというふうな立場からこれを運用していただきたいし、問題はこれを政令で定める場合に、立法者の精神を生かすようなきめ方をして下さるなり運用していただければいいのじゃないかと思うのでありますが、一般的に申しますと、過去の日本道路交通取締法あるいは自動車の運転の免許制度にいたしましても

今野源八郎

1960-05-06 第34回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号

今野参考人 国によりまして、あるいはその地方によって違うと思うのでございますが、たとえばイギリスを見ますと、政府出版物を売るところで発行しております。非常に安くだれでもが買える。日本の値段にしまして五十円とか、電車賃より少し高い程度で買えるような出版物にしていただけますと、私たち非常に便宜で、ほとんど日本の家族全部がこういうものを持っておれるのじゃないか。学校の社会科の教科書の教材あるいは副教材

今野源八郎

1960-05-06 第34回国会 衆議院 地方行政委員会 第28号

今野参考人 私、道路交通政策の面から、そういう立場からこの道路交通法に対する意見を申し上げさしていただきたいと思います。  道路交通に関する基本的な法律として、従来の道路交通取締法にかわりまして道路交通法を提案されました。それは単なる道路の取り締まり的な法律ではなくして、道路交通の基本的なあり方を規定する法律であるという趣旨のことがうたわれております。そういう立場から考えてみますと、道路交通法として

今野源八郎

1959-02-26 第31回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号

今野参考人 ただいまの一般財源に関してどのくらい支出すべきかという科学的な根拠とおっしゃられますと、ちょっと今ここでは申しかねますけれども、大体常識的に申しまして五カ年間に三百十七億というのは少いのではないかという気がいたしますので、これは借り入れその他でもかまいませんが、とにかくその倍くらい、六百億くらい出していただければ、自動車利用者も納得するのではないかというような感じがいたします。  もう

今野源八郎

1959-02-26 第31回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号

今野参考人 現状という問題でございますが、ガソリン税の方も大体一つの与えられた政策と考えますが、道路政策におきましては、やはり一級国道の改良に重点を置いておられますが、一級国道の中でも、私はやはり自動車交通量の多いところに重点が移されるべきではないか。すでにそこは移されておる重点政策であるとおっしゃられましたが、そう申しますならば、さらに超重点的に、外国のやっておるような道路政策をやっていただきたい

今野源八郎

1959-02-26 第31回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号

今野参考人 今回の揮発油税の一部改正法律案につきましての私見を述べさせていただきたいと思います。  ガソリン税をもって道路整備目的に充てるという根本方針につきましては、すでに御存じの通り、二十八年にきめられました道路整備費財源等に関する臨時措置法において、その基本的な方針がきめられております。問題は、従いましてそういう根本的な政策そのものではなくして税率にあると思います。  もう一つの問題は、ガソリン

今野源八郎

1958-02-25 第28回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

今野公述人 日本自動車交通の能率を上げるために必要な額として、九千億というもの、あるいは九千五百億というものが考えられたのだと思います。ですから、欧米並みということは私が解釈したことでございまして、実際に予算を作られる場合には、それは結果として出て来たのじゃないかと思います。

今野源八郎

1958-02-25 第28回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

今野公述人 五ヵ年間の事業といたしまして、先ほど申し上げましたように、五ヵ年間で大体ヨーロッパの戦前の状態に達するということが目標だと思いますが、それはそうなってしまうわけなんでございますが、決してそれでは日本の現在のあるいは将来の産業の発達に十分だとは言えないのじゃないか、まあまあという点だろうと思います。ただ、財政上の理由からそれ以上投資することが困難だと言われますれば、財政の余裕のあるときまで

今野源八郎

1958-02-25 第28回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号

今野公述人 交通関係予算につきまして、道路中心にして意見を述べさせていただきます。  政府が、重要政策としまして予算の編成に当りまして総合交通力増強近代化を取り上げられまして、道路近代化中心とした交通近代化政策をとられようとしておりますことは、大きな政策としましてその趣旨賛成するものであります。しかし交通力増強の仕方あるいは部門別にその比重の置き方等につきましては、若干意見の異なる

今野源八郎

1957-03-15 第26回国会 衆議院 運輸委員会 第14号

今野参考人 最初原価主義ということでございますが、厳密にということになりますと、かなり困難でございますけれども、学界の理論としてはやはり原価主義によるべきだということは、理論的に非常に認められてきている議論でございます。ソーシャル・アカウンティング、それから普通の会計学の進歩によりまして、原価主義によることができるようになってきているということも事実であります。それからまたIBMその他いろいろな

今野源八郎

1957-03-15 第26回国会 衆議院 運輸委員会 第14号

今野参考人 ただいま御質問でございましたが、日本交通政策近代化が必要であるという御意見に対しましては、私も学者の一人といたしまして全面的に賛成でございます。日本ほど古い交通政策をとっている国は、残念ながら近代国家にはございません。約二十年のおくれがあると存じます。鉄道だけでなく、自動車を含んでの陸上交通近代化計画につきましては、五年ないし十年間の交通需要の伸び、その背景として、やはり国民所得

今野源八郎

1957-03-15 第26回国会 衆議院 運輸委員会 第14号

今野参考人 ごく簡単に意見を申し述べさせていただきます。法律案提案理由を拝見いたしますると、旅客貨物ともに一三%の値上げ案のように伺います。運賃値上げが必要であるかどうかという問題につきましての考え方でございますけれども、私たち運賃というものは一種の商品の価格と思いますから、少くとも原価をカバーするということが原則でありまして、それに再生産に必要な利潤を見るということが原則であろうと思います

今野源八郎

1956-02-23 第24回国会 参議院 建設委員会 第9号

参考人今野源八郎君) よろしゅうございます。しかし、ほかの交通機関有料であるのに、道路だけを無料にするということは、結局大衆負担を多くするという矛盾がございますので、資本主義が続く間、すべての交通機関無料になれば別ですけれども、だれかの費用で交通機関を作らなければならないとすれば、利用者がそれを負担する、あるいは資本家が、営業的にそれを利用する人がより多くそれを負担するということは、公平なことだと

今野源八郎

1956-02-23 第24回国会 参議院 建設委員会 第9号

参考人今野源八郎君) ただいま御指名をいただきました今野でございます。私は東大において交道政策を担当いたしておりますものでございます。従いまして、本日私が申し上げますことは、条文の一つ一つに関するものよりも、この二つの法律の底を流れております有料道路の可否の問題、それらの点につきまして、いささか意見を述べさしていただきたいと存ずる次第でございます。  お手元に御参考までにプリントしたものが届けられてあると

今野源八郎

1948-06-16 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第5号

公述人今野源八郎君) 私は赤字全部を利用者が負担するということは少し無理なのじやないか、つまり戰災の影響を受けておりますから、全國民がそれに対して復旧の分け前を負担するというような部分もありますので、そういう意味から六倍以上にしても負担力があるかも知れませんけれども、余り急激に上げるということもどうかと思いますので、五倍程度と考えたのであります。それから旅客につきましては、これも非常に深刻な影響

今野源八郎

1948-06-16 第2回国会 参議院 運輸及び交通委員会 第5号

公述人今野源八郎君) 簡單に申上げます。運賃値上げの問題は、極めて重大な影響國民生活経済全体に及ぼしますので、成るべく止むを得ない限度に止めなければならないということは当然でございますが、併し今日のように國鉄が厖大が赤字を出しておりますとき、これを利用者が或る程度まで負担するということは止むを得ないことじやないかと思うのであります。理想的な運賃が如何に決めらるべきかという原則論にいつも還

今野源八郎

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